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理念を策定する【現場】

 患者さんは医院の評判を口コミで聞いて、来院する場合が多いです。しかし、患者さんは漠然としたイメージを抱いている場合が多く、人によっては受け止め方が異なります。そのため、口コミが拡がりづらい場合もあります。

 もちろん、院長先生が診療に集中することで、自然と増患することはできますが、そのためには医院側で口コミを明確にすることが重要です。口コミが明確でなければ、患者さんには伝わりません。

 

 患者さんは疾患の痛みを軽減するために来院します。ただ、その中で自院を選択しているということは疾患の痛みの軽減以外の+αの理由があります。

 

 例えば、スタッフが優しいから、スタッフが元気だからという理由等です。その評価内容を院長先生が伝えることが重要です。

 

 スタッフにとっては当然と感じていても、医院として長所であるならば、それを共有することが効果的です。医療機関は広告を出しづらいため、来院動機を明確化することで、より患者さんに伝わります。

 

 評価内容を知って、院長先生がいざ理念を策定しようとしても、どのように策定していいのか分からない場合があります。そのため、書籍や他業界を参考することが多いのですが、これは院長先生の想いではなく、他の人の言葉になり、院長先生も伝えようという気持ちが薄くなります。

 

 そのため、どのような言葉でもあっても、院長先生の言葉で伝えることが大切です。そのように考えると院長先生が何を大切にしているのか考えるきっかけになります。これが医院経営を考える第一歩です。後は理念をどのようにスタッフに伝えるかがポイントになります。

 

 いざ理念を伝えても、すぐに理解できるスタッフとそうでないスタッフがいます。これは事前に院長先生の考えを理解している、特に看護師である場合が多いです。そのため、理解できていないスタッフのためにも振り返るきっかけを作ります。

 

 例えば、開業記念日でも、年末でもいいので、理念を共有する機会の設定が重要です。理念は何度も伝え、現場に落とし込むことで、段々と理解できます。スタッフが理解し始めると相乗効果が生まれます。

 

 それを文化にできれば、スタッフが現場で応用できます。

  理念を浸透する  経営数値の落とし込み  方向性を伝える

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