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経営数値の落とし込み【現場】

 今までは物療だけでも患者さんは来院していました。その後、診療においても慢性疾患の処置よりも早く原因を知りたい、早く痛みをとってほしい等患者さんの認識が変わってきました。

 

 また、ドクターに診てもらうために来院するということから、送迎をしてもらいたい等ニーズも変わってきています。

 

 であれば、今までの診療では患者数が減少してしまうのは仕方ありません。今までは整形外科診療所だけが競合だったのが、リハビリを受けることができる施設や、デイサービス等の介護施設も地域内に増えています。

 

 そのため、スタッフの経営意識を高める対策が必要です。その1つが経営数値を伝えることです。しかし、漠然とした伝え方ではスタッフには伝わりません。また、院長先生も全ての経営数値を公開することは難しいと感じるため、どこまで開示するのか明確にする必要があります。

 

 そのため、まずはどの数字を意識したいのかはっきり決めることです。これにより、どのように行動するかが決まります。

 つまり、伝えたい数字が決まれば、その目標数値だけを伝えるのか、理念に基づいて詳しく伝えるのか、その数値をいかに行動に落とし込むのか等アプローチが変わります。

 

 経営数値を考える場合、まっさきに思いつくのが給与の不満に影響しないかということです。確かに経営数値が伸びており、給与が変わっていなければ、不満になるのは当然です。そこで、一つの例として、予め算定式を決めておくことです。それは数値でも、レセプト数でも良いと思います。

 

 これが明確であれば、成果に連動でき、スタッフも納得感が高まります。これがなければ、伝わり方が変わります。

 

 言いやすい雰囲気を作ることが経営数値を伝える上では重要です。経営数値はすぐに伝えて、理解できるものではありません。そのため、院長先生はその数値にはどのような意味があるのか、何を目標とするのか、それを達成するためにはどのような行動をすればいいのか等を検討する必要があります。

 

 それを自分達だけで考えられるといいのですが、それが難しい場合院長先生を中心に話し合う機会を持つことが大切です。

  理念を浸透する  理念を策定する  方向性を伝える

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