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提案する文化を築く【現場】

 さあ今から提案して下さい、この問題についてどう思いますかとスタッフに促しても、スタッフの能力や院長先生との信頼関係により、話し合うことができない場合があります。そのため、院長先生もどのスタッフを基準として考えるかによって、目指す体制が異なります。

 

 そこで、まずは主任クラスを基準にします。主任クラスの意見を聞くことで、他のスタッフの意見を代弁してもらいます。これにより、効率的にスタッフの意見を集約できます。ただ、今度は主任クラスと他のスタッフの関係性に影響されます。

 

 そのため、まずは協力体制を整えることで、提案しやすい雰囲気を醸成することです。

 

 ただ、スタッフにとってはなぜ提案が必要なのか分からない場合があります。その結果、自主性が高まりやすい場合とそうでない場合があります。自分に関係がある、労力を割いた分だけ結果として出ると思えば協力しやすくなります。

 

 ということは悩みから始めることが効果的です。最初に提案してもしなくてもいいこと、提案した方がより良いことを話し合っても、自発性を高めづらいため、スタッフが何から始めたいのか把握することを優先して下さい。

 

 上記でも難しい場合は院長先生に対して、最も提案しやすい方をモデルとして示すことが効果的です。モデルがいることで、イメージしやすくなります。また、そのモデルスタッフもどうしたら他のスタッフが提案しやすくなるのかというアドバイスやフォローをしてもらえる場合があります。

 

 最初1人をモデルにすることで、推進力を高めることができます。院長先生もスタッフが提案できたという成功事例を積み重ねることができます。そのため、どのスタッフを選任するかがポイントです。

 

 最初から効果的な提案や院長先生が望む提案は難しいものです。そこで、まずは量から始めます。そのためにはどんな稚拙な提案でもまずは提案してくれたことを評価します。その後より理想の提案に近づけるためにアドバイスします。

 

 スタッフは提案してもらったことに手応えがあるので、より深い提案、より現場に基づいた提案を前向きに考えるようになります。一番良くないのはスタッフの視点で考えた提案を否定してしまうことです。これにより、モチベーションが下がり、現場より院長先生の考えに適したものを考えるようになります。

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