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ミーティングを運営する【現場】

 スタッフにミーティングのテーマを考えるように依頼すると、スタッフは今現場で悩んでいることを考えます。しかし、それは院長先生も悩んでいるとは限りません。

 

 一方、院長先生がスタッフに依頼した際に、自分が思っているようなテーマでなければ、うちのスタッフは考える能力は高くないという評価をします。

 これには理由があります。医院で新しい取り組みを始める場合、スタッフは今より良くなることを考えるよりも、今より悪くなることを考える傾向にあるからです。また、スタッフは周りとの関係性を考慮し、本音を控える場合もなります。

 

 そこで、院長先生としては現場に任せるのではなく、方向性を伝える必要があります。

 

 院長先生がミーティングを開始すると、やはり話しやすいスタッフを中心に運営するようになります。

 

 例えば、看護主任です。しかし、そのようなスタッフだけが発言すると、他のスタッフは私が発言しなくてもよいと考え、下を向くようになります。その結果、伝えたいことがあっても、遠慮して話さなくなります。

 そのため、ミーティング時だけ意見を聞くのではなく、事前に情報を集めておくことで、ある程度スタッフの考えを把握することができます。予め聞くことでスタッフの安心感が生まれるだけでなく、こちらの考えも伝えることができます。

 

 ミーティングが成功するためには様々な意見が集まることが重要です。これにより、一人では思いつかなかった新たなアイデアが生まれ、医院経営が前に進みます。

 

 ただ、アイデアを集約できなければ、時間ばかりが経過します。そのため、スタッフには医院の考え方をある程度把握していることが前提です。考える軸といってもいいと思います。これがなければ、スタッフは何を軸にして考えればいいのか分かりません。

 

 ただ、ミーティングが円滑に進んでいる際も注意が必要です。なぜなら話しているスタッフとそうではないスタッフがいるからです。話しているスタッフは話しやすくなったと手応えを感じますが、そうではないスタッフはミーティングの参加に後ろ向きになります。

 

 そこで、院長先生としては事前にミーティングのテーマを伝え、その後の意見を受け入れる姿勢を示すことです。その配慮があることで、テーマに関して少しずつ話すようになります。

  ミーティング体制を作る  部署間連携を促進する  提案する文化を築く

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