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開業後5~7年の経営課題と対策

情報共有の仕組みを作る

 開業5~7年までは新たな取り組みを開始することは必須です。なぜなら8年目以降はスタッフに説得することが難しいからです。特に実施したいことがミーティングです。この時期になり、増患すると、新たな問題が生じます。しかし、院長先生とスタッフのコミュニケーションが薄ければ、問題に対処しづらくなります。

 その結果、大きな問題が発生した際にもっと早く言ってくれればよかったのにとなります。これでは遅いです。そのため、ミーティングを開催することが効果的です。この時期は業務が安定しているため、特に必要性は感じないかもしれませんが、この時期に仕組みとして定着させると後に大きな効果があります。

ミーティング開催の必要性を落とし込む

 ただ、ミーティングを開催する際に大事なことは院長先生がミーティングの重要性を感じることです。これがなければ、スタッフに話すことができず、納得感を高めることができません。そのためには院長先生が新たな目標を設定し、今の経営をより良くしたいという考えが重要です。

 ミーティングの際はまずは院長先生が司会をして、流れを作り、その後主任クラスに移行して、少しずつスタッフの意見を取りいれます。これにより、院長先生の負担を減らし、スタッフの自主性を高めることが可能です。

過去の成功事例にとらわれない

 この時期に増患することで、以前は忙しい時間帯にいかに対応するのかと考えていたスタッフが、忙しいからできませんと考えます。そのため、この時期にはリハビリの体制を再度見直すことが重要です。診察体制がある程度形になると、今の患者数に適した体制を再検討します。

 これを従来の方がやりやすいと考えると、患者さんの待ち時間が長くなり、スタッフの接遇力が落ち、患者満足度が低下します。そのため、まずは院長先生は自分はどのようなサポートができるのかを示します。これを放置すると、他院と同じようになり、今後成長しづらくなります。

開業5~7年の医院の取り組み

 この時期はミーティングの開始、リハビリ体制の再設計の2つが重要です。そのため、院長先生は軸を持って、何をサポートするのか、スタッフの意見を反映したいという想いを伝えます。

 今までの取り組みが患者さんに評価され、院長先生も診察や経営が安定し、ほっと一息をつきたい時期でもあります。しかし、これに安住しては外部環境に影響されやすくなります。そのため、上記の2つの対策をとることで、今後柔軟に経営できる体制を築いておくことが重要です。

   5年以内   7~11年   11年以上

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