整形外科診療所の経営課題解決に特化した情報サイトです

運営元:さんかくけい

開業後7~11年の経営課題と対策

受付の業務効率化への抵抗

 この時期になると患者数も落ち着き、医院独自のマネジメントも定着してきます。また、診療体制も整い、リハビリの体制も現在の患者数に適したように整っています。そのため、今後は休みあけなど増患した際にもミスなく対応できるように業務の効率化を検討する必要があります。

 そこで、受付の業務を効率化します。もし、この時期までにミーティング等が機能していなければ、院長先生と受付スタッフの距離が縮まらず、コミュニケーションを図れません。そのため、受付主任は勤続年数が長いが、院長先生もどのように接していいのか分かりません。

受付主任の人柄に影響

 受付主任としても今まで自分達で考えて取り組んできたのに、急に院長先生から業務を効率化してほしいと言われても、混乱する可能性があります。また、他の受付スタッフも受付主任に遠慮して提案しない可能性もあります。そのため、接遇よりもミスを予防することのみ考えます。

 そのため、これまでの取り組みが重要なのです。例えば、今年の目標として、診察はこのようにしたい、リハビリはこうしたいと院長先生がお話しして、受付にもこれを期待しているなどスタッフの考えを考慮して、伝える機会を設定しておくことが重要です。つまり、部署の課題を医院全体の課題と捉え、話し合います。

部署を越えて、フォローし合う

 院長先生だけが受付の効率化に取り組むのではなく、医院全体で受付をフォローするために各部署が何ができるのか考え、実行に移します。これは物療も同様です。余裕のある時ではなく、忙しい時に施術スタッフや受付スタッフがどのようにフォローできるか考えます。

 つまり、この時期はスタッフが他のスタッフのために何ができるのか、そして院長先生の目標を示し、どのようなサポートができるのかという姿勢も示すことで、参画経営に移行する時期なのです。この時期に実現できなければ、増患が課題の発生や院長先生の負担につながります。

開業7~11年の医院の取り組み

 この時期は院内のコミュニケーションの活性化が重要です。業務がある程度効率化できているため、新たな取り組みや業務を効率化するためにはスタッフの知恵を共有します。つまり、院長先生とスタッフの情報共有、スタッフ間の医院経営を考えた情報共有の雰囲気が重要です。

 開業年数や勤続年数が長いからこそチームワークだけを考えて、遠慮すると、患者満足度を高めることができず、ある程度の患者数より増えづらくなります。だからこそ、参画経営が医院の長所として定着させる必要があります。

   5年以内   5~7年   11年以上

お悩み別対策